感想:ひだまりが聴こえる‐幸福論‐/文乃ゆき

BL漫画
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ひだまりが聴こえる 無印の続編。
2巻目になる、幸福論について書いていきます!

この巻で、太一、航平、2人の関係性や取り巻く環境がガラッと変わって行きますよね。
ひだまりが聴こえるはとにかく話がゆっくり進んで行くのでじれったいような感じもありつつ、悶えながらいつも読んでます笑
無印の感想を書くにあたって、久しぶりに読み直しをしていたのと今、リアルタイムでドラマがやっていて、「この先、どんな話だっけ?」と思い先読みして読んでしまい、ほぼ続けて今回の感想になります。
漫画の話とはそれますが、あくまで、あくまで個人的な感想なんですけど。(このブログ全部そうなんですけど…笑)
ドラマの太一がなんか。うーん。笑
声が大きくてハツラツなキャラクターだからとはいえ、あまりにもただのアホにしか見えなくてちょっと残念でした。なんかずっと棒読みというか。「俺の知ってる太一はこんな棒読みで話さない…」って思いながら、ドラマを毎週欠かさず見ています(笑) なんせ話は大好きなんでね。はい(笑)
基本的に実写に対しては免疫がある方なのですが、今回は少し、ちょっぴり引っかかりながら見ています。(笑)

急なドラマ版の感想失礼しました(笑)
ブログを始めたのがドラマ放送始まってからだったので最終回を迎えたらドラマ版の感想もまとめて書きたいなって思ってます!

それでは本題!

太一と航平が出会って2回目の春。新キャラ登場の春ですね。
そう、航平の元家庭教師先の後輩、そして同じ難聴のマヤの登場。

というか、航平、家庭教師やってたんだ。いいなぁ、マヤ。俺も航平にカテキョしてもらえてたらもっと勉強頑張れたと思います。(((

いやぁ、マヤ。いいキャラしてますよね。登場してすぐは太一のことを認めておらず航平のSPとして大活躍されてましたけど(笑) 航平がいい奴すぎる分、難聴の人が感じているであろう本音の部分を出してくれるキャラだけに、マヤがこう周りに心を閉ざしてトゲトゲした性格になってしまうのも無理はないというか。僕ら健常者が感じることの出来ない辛さがあって、理解することも出来ない苦しみがあって。
綺麗ごとだけじゃないってことを再認識させてくれるキャラでした。

太一もマヤにめちゃくちゃ言われてしまって、考え込んでいたりするシーンがありますが、ただそれだけでへこむだけではない太一。さすがの男すぎる。

合コンのシーン。めちゃくちゃ少ないシーンですが、女子たちが太一に振り向かないよう、イケメンをフル活用して頑張り過ぎちゃう航平。愛おしいですね。僕は激重攻め大好きなのでこういう所をどんどん出していってほしいものです。

それぞれの帰り道。太一が友人から言われた

「もう太一がいなくても平気なんじゃね?」

というセリフ。そんなの言われちゃったら、そりゃ頭の中永遠ループしてしまいますよね…
もし自分だったらだいぶ引きずると思います笑

太一がバイト先での飲み会で帰り道ベロベロによって道端に倒れ込んでいると、現れる航平。
ナイスSEME過ぎませんか。SEMEしか持たない特殊能力。UKEが必要とするタイミングで現れることが出来る。
なんていうタイミングで歩いているんだ航平…。イケメンなんだから夜出歩いてたら危ないよ…。
そしてそのまま太一をお持ち帰りする航平。ナイスSEMEですね。
実際は帰り途中に太一が寝てしまったからなんですけど笑 そして無防備太一くんからの不意打ち
「やじゃねーもん…」
こんなん言われたら航平くんはもう大変。必死です。ただ照れ屋が過ぎるチェリー太一はその場から逃げてしまう。さっきまでこのまま寝るとか言ってたのに。これだからチェリーは…。
初めてなだけにこれから自分がどうなってしまうのかわからなくて怖いんですよね。ましてや相手は男だし。自分のことになると急にチキン太一になります。

気まずマックスの2人はしばらく連絡を取らないのですが、SEMEの航平さんが動きます。
手作り料理を持って太一宅に凸ります。
俺もトリチリくいてぇ〜〜〜
お互いの気持ちをしっかり伝え合って仲直り。

そして太一の人生を大きく変える。犀さんとの出会い。
犀さんはマヤの叔父であり、聾の人や会社の研修なのど行う会社「sign」の社長さん。

そんな犀さんに思いの丈をぶつけた太一はこの会社で働かないかと誘われます。
そして男の中の男である太一。学校をやめ就職することを決断します。
(めちゃくちゃ端折って書いてますが笑)

そのことを航平に伝えるシーン。
航平さらっと爽やかに話を聞いて応援する風なことを言っていますが。
最後には我慢が効かずにたまらHUG。ジャパニーズATSUI HOUYOU
言葉にはしなくても(できなくても)伝わると良いね・・・・・

そして帰り際、プンプンしてる太一のことをずっと見守っていたSEME。振り返る太一に指文字と手話で思いを伝えます。

「タ・イ・チ・〇〇」

教えてもらった指文字での自分の名前はわかるけど、最後の手話がわからない太一。
太一ぃぃいいいいいと読みながら思いました。
僕は意味が読んでいてわかったので余計に。

なんやかんや就職し、順調に働く太一。
叔父に会いに来たマヤがやってきます。ぼくはここの紙袋太一が好きです笑ドラマでもぜひやっていただきたい。
ここでのマヤ。いいですよね。太一になら飾らずものを言えるところとか。
超絶鈍感うり坊主」めっちゃ好きです笑

出版社でも航平のSEMEの能力は発揮されます。
会社の用事で出版社にきた太一。エレベーターに乗る際、もう一人乗る人が居ました。
そう、航平です。ナイスタイミング出現の能力者ですから。当たり前です。
その帰り道連絡を取らなかった半年を埋めるかのように沢山気持ちをぶつけ合います。

航平。ちゃんと自分の気持ちを出せるようになったんだね…なんて思いながら読んでました。

祭りかと思う人混みのなかで航平に手を取られる太一ですが。彼女がいると言われてしまったことで自ら手を離してしまいます。色々なことが頭の中でグルグルしながら歩いていると足を滑らせ階段から落ち、トラックに轢かれそうになります。

でも、大丈夫です。そう、航平がいるからね。

そしてここで彼女なんていないことや本音を出していきます。

太一も初めてしっかりと言葉に出します。
「好きだ」
何度も何度も。航平に伝わるよに。

やっとだねぇ、2人ともおめでとう。8888
嬉しそうな航平の顔、良かったですねぇ…
イケメンの報われ顔からしか得られない栄養がありますね。

太一の会社のキャンプに航平も参加することになり楽しくやっている中。航平の視界の外で子供が引っくり返した鍋が太一にかかる事故が起きました。周りが騒ぎ出してようやく気づくことが出来た航平。太一のもとには山本さん(太一の会社の教育係)。気付けなかった。と落ち込む航平。さっきまで太一にヘラヘラしてるくらいがいいとか言われて最高に可愛かったのにしょげでしまいます。
気持ちはわかるよ。怖いよね。好きな人が自分のわからないところで大変な事になっている時、そばにいても気付けないかもしれない怖さ。優しいもんね。航平…

太一はどんな風に慰めるのかなぁて思ってたら最後にキッス…

正直、「え、そこで?」って思ったけど。まぁ、2人が幸せそうなんで、OKです。

幸福論では最初にも書いた通り、2人の関係や環境が大きく変わるので本自体も、結構な厚みです。
色々細かいところも沢山あるのですがものすごい分量になってしまいそうだったので、メインCP2人のことに絞って書かせてもらいました。
いやぁ、2巻目の後半でやっとちゃんと付き合うって。プラトニック過ぎる。航平もよく我慢出来るねぇ。愛ってすごい。

長くなってしまいましたがお読みいただきありがとうございました!

ひだまりが聴こえる‐幸福論‐ 著者 文乃ゆき
出版社 プランタン出版 レーベル Cannaコミックス

それでは、また…✈

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